糸満署に「優秀署」表彰　適正飲酒呼びかけなど評価

　【糸満】２０２２年度下半期（２２年１０月～２３年３月）の「安全なまちづくり総合対策優秀警察署」に、県内の中小規模９署の中から糸満署が選ばれた＝写真。自治体や学校、防犯ボランティアなどと連携した適正飲酒や公然わいせつ対策などの推進で高く評価された。受賞は６年ぶり７回目。同署でこのほど表彰式が開かれ、県警の鎌谷陽之本部長が糸満署の眞榮城嘉世署長に記念の盾を手渡した。
　適正飲酒を呼びかける企業・団体向け講話を積極的に実施し、公然わいせつの検挙による人々の不安解消、「子ども１１０番の家」の場所を子どもたちに示し、通学路の安全対策を施したことへの評価が特に高かった。
　眞榮城署長は「地域のボランティアの方々の協力があってこその栄誉ある賞だと思う。今後も地域の方々と一緒になって安心安全を守っていきたい」と語った。
　県防犯協会連合会から糸満地区防犯協会に激励金が贈られ、糸満署に警察官友の会から記念品が贈呈された。表彰式には當銘真栄糸満市長も参加した。
　（西田悠）