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16カ所で旧盆エイサー演舞 那覇・繁多川青年会 子ども会も加わる


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【那覇】繁多川青年会(長堂嘉仁会長)は旧盆の8月28、29の両日、旧盆エイサー道ずねぃを実施した。繁多川自治会集会所前を発着点に2日間合わせて16カ所で勇壮な演舞を披露した。踊り手として、エイサーを中心に活動する繁多川子ども会「はばたき」(當間尊子会長)からの希望メンバーらも加わり、観客を魅了した。
 多くの人に演舞を見てもらおうと、青年会は事前に新聞折り込みチラシや演舞場所に看板を設置するなど、PR活動も行った。当日、会場には大勢の地域住民ら観客が訪れた。一行が演舞場所を移動する際には観客も一緒に歩いて移動するほどの盛況ぶりだった。
 青年会の長堂会長は「前回の反省を踏まえて今回は新しいコースを設定した。たくさんの人に見ていただいた。人材を増やして今後も活動を続けていきたい」と話した。
 繁多川子ども会「はばたき」の子ども会長の野原心海(こうが)さん(小5)は、「緊張したけど観客の人たちの笑顔が見られたので参加してよかった」と語った。
 繁多川青年会エイサーは今年で16年目を迎えた。 (中川廣江通信員)
勇壮な演舞を披露する繁多川青年会のメンバーら=8月29日、那覇市繁多川の石田中学校前のバス停付近(提供)