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食と排泄 楽しく学ぶ 糸満でエプロンシアター


食と排泄 楽しく学ぶ 糸満でエプロンシアター エプロンシアターで食の大切さを伝える市食生活改善推進協議会メンバー=糸満市の浜川児童クラブ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【糸満】糸満市潮平の放課後児童クラブ「浜川児童クラブ」を利用する小学1~3年39人はこのほど、市食生活改善推進協議会(上原早苗会長、会員38人)の推進員による食育エプロンシアターを通して、食べ物と排泄について楽しく学んだ=写真。
 エプロンシアターの題材は、消化器官の働きを伝える物語「なんでも食べる元気なまあちゃん」(吉田隆子著)。エプロンに各臓器が付いており、口から入った食べ物が体内をどのように通り、どう吸収されるかを分かりやすく伝える仕掛けだ。
 また、食品を赤(主菜)、黄色(主食)、緑(副菜)、白(汁)のグループに分け、それぞれの栄養と体内での働きを説明した。バランスよく食べることで、元気な証拠の「バナナうんち」が出ると伝えた。推進員が「元気なバナナうんちが出るように!」と声をかけると、児童は全員で「エイエイオー!」と大きな声で応えた。エプロンシアターの前に、クッキング体験も行われた。 (中原貴子通信員)