【伊江】伊江村社会福祉協議会(友寄祐吉会長)では、高齢者の居場所づくりの一環で、各区公民館で「ミニデイ」が月に1~2回開かれている。8月18日、西江前区のミニデイは、青空学童の子どもたち26人と、友寄社協会長や島田勝雄事務局長も参加し、一緒に落花生(ジーマミ)の収穫作業に取り組んだ。
子どもたちは、同区の民生委員の知念洋子さんの畑で落花生を掘った。おばあちゃんたちに、豆をもぎ取るこつを教えてもらいながら作業した。その後、公民館で島のわらべ歌などを披露し、楽しい時間を共有した。
民生委員としてミニデイに関わり、収穫作業を提案した知念さんは「異世代との交流、地域の方々の協力をいただき実施できた。いつもと少し違った内容で変化もあり良かった」と感想を述べ、「おばあちゃんたちの豆をもぎ取る作業は、手際が良くてまだまだ現役だと感じた。これまでの経験が必要とされる高齢者の生きがいづくりにつなげたい。ミニデイの大切さなど地域の方々に認知してもらい、協力をいただきながらこれからも楽しくお手伝いをしたい」と抱負を語った。
収穫した落花生は、洗って蒸して各自お土産に持ち帰った。
(知念光江通信員)
おばあちゃんと一緒にジーマミの収穫作業を行う青空学童の子どもたち=8月18日、伊江村西江前区(伊江村社会福祉協議会提供)
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おばあちゃんとジーマミ収穫 伊江西江前区でミニデイ
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琉球新報朝刊
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