【伊是名】伊是名島内の漁港などに密漁や不法投棄をしないよう呼びかける看板が5日、設置された。この看板は、7月12日から2泊3日の日程で行われた県主催の沖縄離島体験交流促進事業で、那覇市の垣花小学校の5年生が伊是名村に滞在した時に学習の一環で制作した。9グループに分かれて制作した看板9枚を9カ所に設置した。
同事業は、沖縄本島などと離島の交流を促進して離島地域の活性化を図るため、離島へ児童を派遣し体験交流する。
児童は数人単位で民泊した。2日目の午前中は集団で行う追い込み漁「ワーダ漁」を体験し、漁協職員の講話では海の問題である不法投棄と密漁について学んだ。午後からは学びを生かして啓発する看板作りに取り組んだ。
生徒たちはグループに分かれ、あらかじめ白く塗られた看板に、カラフルな油性ペンを使い自分たちで考えた標語とデザインを豊かに表現した。完成した看板を離村式で漁協組合長に贈呈した。 (比嘉陽子通信員)
海への不法投棄や密漁などの問題を学び、啓発の看板を手作りした垣花小児童ら=伊是名村
密業や不法投棄をしないよう呼びかける看板=伊是名村内
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密漁、不法投棄やめて 垣花小児童 伊是名島で看板手作り
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琉球新報朝刊
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