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美容やペットの仕事体験 豊見城こども園 缶バッジ作りにも挑戦


美容やペットの仕事体験 豊見城こども園 缶バッジ作りにも挑戦 モルモットの心音を聞く園児たち=8月29日、豊見城市高嶺の豊見城こども園
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 【豊見城】豊見城市高嶺の豊見城こども園で8月29日、KBC学園などから講師を招いた「お仕事体験」が実施された。5、6歳の園児49人が参加しグラフィックデザインや美容、動物と接する仕事を体験した。子どもたちは夢中になって缶バッジやネイルチップを作り、真剣な表情で動物との接し方を学んだ。

 KBC学園講師の知念仁志さんはデザインの仕事を紹介し、「相手に喜んでもらえるかなと思って作るといいよ」と缶バッジの作り方を伝授した。

 同学園元講師の兼本恵子さんが担当した美容の仕事体験では、子どもたちはネイルチップにハートやお花のシールを貼り、人形を使って三つ編みなどのヘアアレンジに挑戦した。

 沖縄ペットワールド専門学校の講師、仲里祥輝さんと永井洋美さんは「動物の気持ちを考えて触ってね」と助言した。園児はヒョウモントカゲモドキやポールパイソン、モルモットと触れ合い、体の特徴を観察した。聴診器で自分とモルモットの心音を聞き比べる場面もあった。

 古波蔵陽希ちゃん(6)は「モルモットの心音は人間より速かった」と目を輝かせた。上原鈴菜ちゃん(5)は「絵を描いて缶バッジを作るのが楽しかった。モルモットのおなかが柔らかくて気持ちよかった」とはにかんだ。 (上江洲仁美)