重機操縦体験が人気 4年ぶり東村祭りに2800人


社会
重機操縦体験が人気 4年ぶり東村祭りに2800人 重機操縦体験に参加する子ども=8月26日、東村村民の森つつじ園
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 【東】東村夏の一大イベント、東村祭りが8月26日、村民の森つつじ園で開催され、約2800人が詰めかけた。コロナ禍を経て4年ぶりに開かれた。午前10時からオープニングセレモニーがあり、東村立保育所園児のエイサーを皮切りに、開宴した。

 輝喜重機のブースの重機操縦体験の会場は、3~10歳ぐらいの男女問わず子どもたちに人気で次々に受付で試乗申し込みをしていた。操縦桿(そうじゅうかん)を握り、鋼鉄アームとバケットを操作し、砂をすくい取り宙に持ち上げるまなざしは、アニメの巨大ロボットに乗って操縦する主人公になり切っていた。

 体験会主催者の金城一喜代表社員は「子どもたちの夢を実現させたい思いで企画した」と話した。

 会場は日没後も客足が絶えず、周囲の駐車場は満車状態になった。祭りのフィナーレは大花火ショー。真っ暗な夜空にきらめいては一瞬で消える大輪と轟音のたびに、会場から歓声が上がった。 

(佐藤光春通信員)