有料

南大東にちり取り寄贈 那覇保護司会、小中校に


南大東にちり取り寄贈 那覇保護司会、小中校に ちり取りを受け取る南大東小中学校の児童会・生徒会メンバーと仲間一史校長(後列中央)、南大東の保護司の大城盛明さん(同左)、沖山恒久さん(同右)=8月28日、南大東小中学校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【南大東】那覇保護区保護司会(兼次政福会長)は、廃材などを使ってちり取りを製作し、県内小中学校に贈る「SDGsのちり取り作戦」に取り組んでいる。この事業の一環で8月28日、南大東小中学校(仲間一史校長)にちり取りが提供された。

 この事業は、2020年12月から“社会を明るくする運動”の啓発活動として実施されてきた。沖縄製油が一斗缶を、取っ手の部分は新垣材木店が木材をそれぞれ提供し、ちり取りが作られている。

 ちり取りは那覇保護区の金城清保護司が製作している。これまでに那覇、浦添、豊見城の小中学校に提供してきたという。

 仲間校長は前任校の古蔵小でもちり取りの提供を受けており、今回のちり取りは「バージョンアップされている」と感動していた。生徒会長の池田七星さんは「地域や学校の環境美化に活用していく」と話していた。 (池田羊子通信員)