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ゆいセンターに17万円 豊見城署、賛助会費寄付


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ゆいセンターに17万円 豊見城署、賛助会費寄付 賛助会費の目録を奥平登美子会長(左)に手渡す伊〓剛署長=5日、豊見城署
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 【豊見城】豊見城署(伊禮剛署長=写真右)は5日、事件事故の被害者やその家族を支援する沖縄被害者支援ゆいセンター(奥平登美子理事長=同左)に、同署員88人から募った賛助会費17万6千円を贈った。伊禮署長は「ゆいセンターは犯罪被害者の相談や実生活上の直接支援など尊い活動を行っている。社会全体で被害者支援の意識が高まってほしい」とあいさつした。

 賛助会費は被害者からの相談や、病院・裁判所への付き添いなどのサポートを行うボランティアの費用などに充てられる。近年はコロナ禍により、法人による賛助会費が減少しているという。奥平理事長は「被害者や家族の生活が元に戻るまでには時間がかかる。地域で一声かける風土をつくることが大切だと思う」と支援の広まりを求めた。 (西田悠)