長浜善巳村長（左）にスマホアプリを使った寄付を提案する沖縄銀行恩納支店の川平朝之支店長＝８月１８日、恩納村役場応接室
琉球新報朝刊 【恩納】沖縄銀行恩納支店の川平朝之支店長＝写真右＝と行員たちが８月１８日、恩納村役場を訪ね、募金機能がある同行のスマートフォンアプリ「おきぎんＳｍａｒｔ」を使った「サンゴの応援寄付金」を提案した。アプリを使えば店頭に出かける手間が省け、各種の手続きをスマートフォンでできる。
村は２０１８年７月に「サンゴの村」を宣言した。村内外の団体・事業所からサンゴ礁の保全・再生への寄付金を受けているが、個人の寄付は村の企画課がその都度受け付けてきた。
同支店は村内唯一の銀行で、口座を持つ村民も多く、アプリを使えば送金手数料もかからず、簡単に寄付できる。
川平支店長は「おきぎんＳｍａｒｔを利用した募金先はＮＰＯや一般社会法人など実績はあるが、行政機関は初めてだ。個人で寄付したい顧客に便利だ」と話した。
長浜善巳村長は「恩納村はいろいろな活動に地域の団体や事業所、そして村民の皆さんが協力・応援してくれる村で、常々感謝している」と話した。 （小山猛三郎通信員）
