【名護】知的障がい者スポーツなど、パラスポーツで活動する県内の各競技団体による実行委員会主催のスポーツイベント「パラスポーツでちむどんどん」が8月26日、名護市の県立名護特別支援学校で開かれた=写真。体育館とグラウンドを行き来し、指導者とともに子どもから大人までサッカーやソフトボールを楽しんだ。2034年予定の国民スポーツ大会(国民体育大会)・全国障がい者スポーツ大会沖縄大会を見据え、裾野を広げることなどを目的に開かれた。実行委の瑞慶覧猛代表は「まず興味を持ってもらえれば、10年後にはここから選手が出てくると思う」と期待した。
浦添市から訪れた大原妃麻里さん(8)=内間小3年=はフライングディスクに挑戦し、「次はバスケもやりたい」と意欲的。母の由美子さん(42)は「初めは緊張していたが、笑顔が見られてよかった」と話した。
(増田健太)