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中学生向け町営塾が開校 本部 あおいろ楽舎、個別指導で支援


中学生向け町営塾が開校 本部 あおいろ楽舎、個別指導で支援 あおいろ楽舎の開校式に出席した平良武康本部町長(前列右端)と、あおいろ楽舎スタッフの伊藤道代さん(前列左端)や生徒ら=8月21日、本部町の本部町営ホール
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 【本部】本部町の中学生向け学習塾「あおいろ楽舎(がくしゃ)(アオガク)」の開校式が8月21日、同町の本部町営ホールで行われた。平良武康町長や本部学習センター運営委員会の知念正昭会長、アオガクのスタッフなど関係者約20人が参加した。平良町長は「従来の学習だけでなく、町の良さも再発見してもらいたい」とあいさつした。
 アオガクは2022年から始まった町営塾で、町内の中学1~3年生が対象。費用は月額5千円で、就学援助世帯は無料だ。スタッフ4人が個別指導で生徒のペースに合わせて学習をサポートしている。現在は、主に数学の基礎力と学習方法の定着を図っている。今後は生徒の希望を聞きながら、数学以外の科目も増やす予定だ。
 アオガクスタッフの伊藤道代さん(41)は「子どもらに自信を持ってもらえるよう、私たちもしっかり伴走していきたい」と話した。
 (金城大樹)
あおいろ楽舎の開校式に出席した平良武康本部町長(前列右端)と、あおいろ楽舎スタッフの伊藤道代さん(前列左端)や生徒ら=8月21日、本部町の本部町営ホール