医療用帽子作り講習会で　家事分担する父親になる　前田盛　斗和さん（１８）

　○…県立八重山高校の３年生。服飾手芸の授業で、がん治療で髪が抜ける患者が使用するための医療用帽子作りの講習会に参加した唯一の男子生徒。「いつか父親になった時、裁縫とかできたらいいな」との思いで参加した。女子生徒や看護師に見守られながら緊張してミシンを使った。将来は理学療法士を夢みる。仕事だけでなく家庭も大切にしたいと考える。「妻に子育てを丸投げしない」良い父親になると誓った。　（石垣）