多良間で「陸上教室」　マスターズ譜久里さん指導

　【多良間】世界マスターズ陸上競技で活躍する譜久里武さんの「譜久里武の陸上教室」（主催・たらまスポレククラブ）が８月１２日、多良間中学校で開かれた＝写真。生徒は短距離を走る際の体の使い方やトレーニング方法の説明に目を輝かせた。
　譜久里さんは、走り方について「昔の走りでは（歩幅を大きく取る）ストライド走法がいいと言われていたが、現在では股関節を使う走法が主流になっている」と説明し、体全体を使うことの大切さを説明。「中殿筋・腸腰筋・ハムストリングをバランスよく鍛えること」と助言した。
　久米島出身の譜久里さんは「沖縄本島に行ったらすごい人がたくさんいると思っていた。自分のポテンシャルを地域の人も誰も知らなかった」と話し、自身の持つ可能性を信じることの大切さを強調した。　（清村めぐみ通信員）