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土作りや販売 実践し学ぶ/南城、市民農業大学開講


土作りや販売 実践し学ぶ/南城、市民農業大学開講 なんじょう市民農業大学に入学した2期生らと、副学長の當眞隆夫副市長(前列中央)=南城市役所
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 【南城】持続可能な農業を始めるきっかけづくりなどを目的とした「なんじょう市民農業大学」(学長・古謝景春市長)がこのほど、南城市役所で開講した。開講式が行われ、2期生の15人が入学した。
 開講式には10人が出席した。古謝市長のあいさつを當眞隆夫副市長が代読し「(受講生同士の)絆を大切にし、つながりを深め、農業や日常生活のことでも積極的に情報交換を行いながら、新たな一歩を踏み出してほしい」と述べた。
 北海道出身で養蜂業を営む山﨑柊平さん(30)は「将来的に自分の畑を持って、ミツバチや野菜、果樹を育てたい。養蜂と農業を一緒にできたらいいな」と話した。
 なんじょう市民農業大学は約半年間、全10回の講座やフィールドワークを通して、土作りや野菜の販売方法などを幅広く学ぶ。今年は市知念志喜屋にある約495平方メートル(150坪)の畑で、受講生15人がブロッコリーとインゲンを栽培し、管理する実践プログラムもある。(上江洲仁美)

なんじょう市民農業大学に入学した2期生らと、副学長の當眞隆夫副市長(前列中央)=南城市役所