【宜野座】2023年度畜産共進会(宜野座村役場産業振興課主催)が8月24日に開かれ、会場の農村公園では、特設の牛小屋に多くの畜産和牛がたたずむ圧巻の光景が広がった。
宜野座村内の畜産農家が一堂に集まり、審査員による客観的で厳正な審査で、類別ごとに「優等」「一等」「二等」と牛を評価した。北部地区畜産共進会への代表選抜も兼ねている。
現在の国際情勢による飼料価格の高騰、子牛価格の低迷など、畜産農家は厳しい経営状況に苦闘しながらも、肌艶の良い最高のコンディションに育て上げた牛の審査に、真剣な表情で臨んでいた。
(池辺賢児通信員)
畜産業のさらなる発展などを目的に開催された宜野座村畜産共進会=8月24日、宜野座村農村公園