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渡嘉敷に秋の訪れ トンボや花、島彩る


渡嘉敷に秋の訪れ トンボや花、島彩る ショウジョウトンボとみられる赤トンボの仲間=14日、渡嘉敷村の水田地帯
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 【渡嘉敷】渡嘉敷村で秋を告げるサイヨウシャジンやヒガンバナが開花し始めた。トンボの仲間も数多く飛来している。
 サイヨウシャジンは別名、釣鐘草とも呼ばれ、日当たりの良い開けた野山に自生し、釣鐘状に下向きに約1.5センチの薄紫のかれんな花を咲かせる。これから冬場にかけて見頃だ。ヒガンバナは中国原産で、高さ40センチほどに伸び先端に花を一つだけ横向きにつける。別名は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。秋の彼岸の頃に見頃となる。
 水田地帯や野山などでは赤トンボの仲間が数多く飛ぶのが確認できる。(米田英明通信員)

薄紫の下向きに半開きの花を咲かせるサイヨウシャジン=14日、国立沖縄青少年交流の家の野芝地帯
真っ赤な花を咲かせるヒガンバナ=15日、渡嘉敷集落の民家
ショウジョウトンボとみられる赤トンボの仲間=14日、渡嘉敷村の水田地帯