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話し合い「できる」見つけた/恩納村仲泊小/5、6年生にキャリア講話


話し合い「できる」見つけた/恩納村仲泊小/5、6年生にキャリア講話 琉球のタネの佐渡山要代表の講話を聞く児童ら=8日、恩納村の仲泊小学校
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 【恩納】恩納村の仲泊小学校で8日、5、6年生の児童らを対象にしたキャリア教育講話と、保護者らの子育て相談に応える「子育てゆんたく会」が開かれた。講師に招かれた琉球のタネの佐渡山要代表が、児童らと保護者らに講話した。
 5、6年生を対象にしたキャリア教育講話では、児童らが仲泊小の三つの教育目票に沿って作られた質問に回答し、グループで発表した。自分では気づけないような「できる」をみんなと話すことで見つけることが目的で、参加した5年生の浜本清春さん(10)は「新しい遊びをするときにはアイデアも必要だと気づけた」と話した。
 キャリア講話後には、各学年の保護者らを対象に子育ての悩みに応える「子育てゆんたく会」を開催。佐渡山さんが、子どもがストレスを感じた時に物や人に当たる「攻撃」など、「適応機制」と呼ばれる心が傷つくことを防ぐために取る行動について解説した。参加した遠山絹香さん(47)は小学1年の娘の言葉遣いに悩んでいたが「ヒントをもらえて良かった」と話した。 (金城大樹)

琉球のタネの佐渡山要代表の講話を聞く児童ら=8日、恩納村の仲泊小学校