【南風原】戦時中に南風原国民学校と浦添国民学校の児童が宮崎県日向市に疎開したことが縁となり、同市の中学生平和交流団が8月8日、南風原文化センターを訪れ、町内の中学生と交流した=写真。今回で18回目。
日向市にある7校(富島、平岩、美々津、日向、財光寺、大王谷、東郷)の代表生徒7人で構成された交流団は、まず南風原町の赤嶺正之町長を表敬訪問した。その後交流団は南風原文化センターで、南星中と南風原中の生徒会のメンバー約30人と交流した。それぞれの学校を紹介し、沖縄陸軍病院南風原壕群を見学した。
9日は、浦添市立中央公民館で、疎開体験者や市内の中学生と交流した。
日向中学校3年の中嶋和奏(わかな)さん(14)は「戦争に対する恐怖を肌で感じた。この体験を次の世代にも語り継いでいきたい」と話した。 (上江洲仁美)
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日向市から平和交流団 南風原、中学生同士で交流も
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琉球新報朝刊
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