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西小でへき地教育研究 伊江、明星大教育学部の8人


西小でへき地教育研究 伊江、明星大教育学部の8人 明星大学教育学部教育学科の文化会、へき地教育研究部のメンバーと當山安珠さん(前列左から2人目)=9月4日、伊江村立西小学校
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 【伊江】9月4日から6日までの3日間、東京の明星大学教育学部教育学科の文化会、へき地教育研究部の学生8人が伊江村立西小学校でへき地教育について研究した。
 学生らは、離島などのへき地の教育について研究しており、年2回、1週間程度学校を訪問している。授業見学や子どもたちとの触れ合いを通して感じたことや、先生方の話を聞いたこと、自分たちが決めた研究テーマを、学園祭などで発表することを活動の柱としている。
 今回西小学校で研究を行ったのは、當山安珠さん、佐藤蒼生さん、伊藤優希さん、三嶋綾乃さん、小池亜美さん、石黒佳鈴さん、松本康誠さん、高野晴生さんの8人=写真。
 代表の當山さんは「沖縄独特の文化や伊江島のへき地性について体験し学ぶことができた。西小学校の児童はバイタリティにあふれ、伸び伸び活動していると感じた。また、教職員も定時出勤・下校が徹底されており、プライベートも充実していることに驚いた。これは近年教職に関するブラックなイメージを覆すロールモデルになるのではないかと感じた」と振り返った。 (知念光江通信員)