名護市、下水道使用料を値上げへ 来年6月分から、基本料金150円増に 市議会に提案


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 【名護】名護市は7日、下水道使用料を値上げする市下水道条例改正案を市議会9月定例会に提案した。改正案によると、10立方メートルまでの基本料金は一般家庭排水が現行の600円から750円に、業務用排水が現行の850円から950円になる。超過料金は1立方メートルにつき10~35円の値上げ。改定は2024年6月分から。

 渡具知武豊市長が市水道事業・下水道事業審議会(林優子委員長)に諮問し、7月12日付で答申を受けていた。答申は「名護市下水道事業は一般会計からの多額の繰入金に依存しており、持続可能な事業とするために使用料の改定はやむを得ないと判断する」などとした。

(増田健太)