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健康長寿へ意識新た 浦添、敬老フェスタ


健康長寿へ意識新た 浦添、敬老フェスタ 健康講話や健康相談などが行われた、浦添市シルバー人材センターの2023年度敬老フェスタ=日、浦添市安波茶の浦添市老人福祉センター
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【浦添】高齢者の健康づくりや生きがいづくりの推進を目指し、2023年度敬老フェスタが13日、4年ぶりに浦添市老人福祉センターで開かれた。浦添市シルバー人材センター(仲里邦彦理事長)が主催、市医師会、同仁病院が共催。1日かけて医師の健康講話や健康相談会、骨密度測定、栄養指導などが行われ、のど自慢大会もあった。参加者は楽しみながら健康長寿へ意識を新たにしていた。
 健康講話では、同仁病院の宮里朝矩医師が高齢者の排尿の課題について説明した=写真。一般的に高齢になると(1)1日の総尿量が減る(2)排尿回数が増える(3)1回当たりの量は減少(4)昼に比べて夜に増える-と話した。
 さまざまな症状に治療方法や薬があることを紹介し、適切な治療を受ける必要性を強調。「家族に協力してもらいながら、管理すればいい老後が過ごせる」と話した。 (岩崎みどり)