【大宜味】大宜味村の根路銘区(大城一哉区長)と上原区(松川隆行区長)の合同の豊年祭が2日、根路銘区公民館広場で盛大に行われた。4年ぶりの開催に郷友会や区民をはじめ、近隣からも多くの観客が訪れ、伝統芸能を楽しんだ。
両区の一大行事でもある豊年祭は、後継者育成にも力を入れており、役者47人中26人が5歳から高校生までの地元の児童生徒らが出演した。華麗な「四季口説」や「桃里節」、かわいらしい「海のチンボーラ」などの踊りで会場を沸かせた。
「かぎやで風節」を踊った城間楽来(らら)さん(大宜味小6年)と宮城咲結(さゆ)さん(同)は「7月から練習を始め、2人で手を合わせるため何回も繰り返した。練習も舞台も楽しかった」と笑顔を見せた。「五福の舞」で「竹」役を踊った大城皆人さん(30)は「初めて豊年祭の踊りに参加した。扇の扱い方にも苦戦したが、丁寧に指導してくださったおかげで本番も楽しく踊ることができた」と満足した様子で話した。
観覧席では、久しぶりに会う親せきや友人らと懇談し、舞台に拍手を送る姿があった。
(安里郁江通信員)
にぎわった根路銘区、上原区の合同豊年祭=2日、大宜味村根路銘区公民館前
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4年ぶり豊年祭 盛大に 大宜味、根路銘・上原合同
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琉球新報朝刊
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