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宮古社交飲食業協が寄付 ウクライナ支援 東さんに31万円


宮古社交飲食業協が寄付 ウクライナ支援 東さんに31万円 ロシアによる侵攻で被害に遭っているウクライナ人への支援協力を呼び掛ける宮古島社交飲食業協会の奥平玄信会長=19日、宮古島市平良西里
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 【宮古島】ロシアのウクライナ侵攻を受け、宮古島社交飲食業協会(奥平玄信会長=写真)はこのほど、ポーランドでウクライナ人支援活動を続ける那覇市出身の東優悟さん(26)を支援しようと、支援の専用口座に31万4608円を振り込んだ。同協会は今後も支援を続けていくとして、加盟店に募金を設置するなどして協力を呼びかけている。
 東さんはポーランドに逃れてきたウクライナ人向けの託児所を開設し、子どもたちが安心安全に過ごせる場所を作ることで母親らが働ける環境づくりに努めている。報道で東さんの取り組みを知った奥平会長は会員と相談して支援を決めた。
 奥平さんは「私たちはさまざまな人たちのおかげで商売が成り立っているので何らかの形で還元したいと思っていた。侵攻という人災で理不尽に傷ついている人たちの助けになることを願っている」と語り、支援を継続していくとした。(友寄開)