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琉球芸能ショーで盛り上がる 渡嘉敷 敬老会式典・祝賀会に80人


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 【渡嘉敷】渡嘉敷村の敬老会式典・祝賀会(村主催)が14日、同村中央公民館で65歳以上の村民高齢者を対象に開かれた。新里武広村長などの来賓や住民ら約80人が出席して敬老と長寿を祝った。
 新里村長は「長年にわたり村発展に貢献された皆さまに感謝と敬意を表し、ますますの健康と長寿を祈念する」とあいさつした。村在住のカジマヤー祝者の仲原好勝さん、米寿祝者の新里武光さん、新垣重光さん、古波蔵敏子さん、大城正光さんに村から祝い金、村社協から記念品が贈られた。
 舞台では本島から招かれた「琉球芸能 唄舞~い」一行6人による歌や踊りの琉球芸能ショーが披露され、敬老会を盛り上げた。
 村から65歳以上の高齢者に弁当が贈られ、4年ぶりに飲食を伴う敬老会となった。
 祝賀会を盛り上げた「唄舞~い」代表の桃原純次さんが同村の台風6号被害の見舞金を新里村長に手渡して感謝された。
 出席者の新垣キヨさん(95)は「長生きするといいことがある。今日はとても楽しくヌチグスイ(命の薬)になった」と声を弾ませた。
 同村の9月現在の高齢者は、85歳以上が32人、65歳以上は181人となっている。
 (米田英明通信員)
敬老会でカチャーシーを楽しむ出席者=14日、渡嘉敷村中央公民館