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神奈川出身・山口さん ごみで作った作品も展示 海と生きるレジンアート展


神奈川出身・山口さん ごみで作った作品も展示 海と生きるレジンアート展 子どもがプラスチックごみで作ったカメさんレジンアート
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【那覇】「自然とアートの共存」をテーマに活動するレジン(樹脂)アート作家、山口有紀子さんによる個展「Oki Coast Ocean Art展」が8月1日から14日、那覇市前島のホテルアンテルーム那覇2階ギャラリーで開かれた。神奈川県出身の山口さんが「海と生きる」をテーマにした作品や、サンゴ養殖場「さんご畑」、ウミガメ保護活動を行うNPO「Chura mura」とのコラボ作品などを展示販売した。
 ビーチクリーンで集めた歯ブラシやストローなどの海洋プラスチックごみを、保育所や学童などの子どもがカメの型紙に取り付けた「カメさんレジンアート」104匹も展示され、大きな反響を呼んだ。
 山口さんは「子どもたちはポジティブなエネルギーにあふれたピュアな作品を作ってくれた。私も紅型や琉球ガラス作家とのコラボで創作イメージが広がり気持ちよく制作できた」と述べた。 (喜納高宏通信員)
直系75センチの沖縄島レジン作品を持つ山口有紀子さん=8月14日、那覇市前島のホテルアンテルーム那覇2階ギャラリー
子どもがプラスチックごみで作ったカメさんレジンアート