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マハイナ、児童施設の子招く ホテルでお仕事体験


マハイナ、児童施設の子招く ホテルでお仕事体験 ホテルの職員からカクテルの作り方など、バーテンダーの仕事を学ぶ子どもたち=10日、本部町のホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワ
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 【本部】前田産業ホテルズ(名護市、前田裕子社長)と、旅行業のエフネス(東京都、岡田直樹社長)は9、10日の日程で、本島の児童養護施設の子どもたちを本部町のホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワに招き、「お仕事教室&宿泊体験」を開いた。本島内の4施設から18人が参加し、バーテンダーやベッドメーク体験などを通し、ホテルマンの仕事を間近で体験した=写真。
 エフネスは2021年から、同ホテルの一部客室を事前に買い取り、売れ残ってもホテルへ返却しない「ノーリターン仕入れ」を実施している。今回の体験会は客室の在庫を活用して開き、未就学児と小学生を対象とした。10日には仕事内容について学んだ後、実際の業務を体験。バーでは、シェーカーを使い、ノンアルコールカクテルをつくり、笑顔を見せていた。
 比嘉直志総支配人は「ホテルは総合職」と述べ、フロント係のほか、レストランスタッフ、管理部門の裏方まで多くの人が支えていると説明した。 (池田哲平)