【那覇】9月9日の「救急の日」に合わせ「那覇市救急・防災フェア」が同日、同市銘苅の市消防局で開催された。市民に救急医療や救急業務について理解を深めてもらう目的で、消防体験や防火衣を着用した放水体験などがあり、会場は多くの家族連れなどでにぎわった。
式典では、首里中学校2年の屋宜輝寛さん(13)に一日救急隊長の委嘱状が交付された。屋宜さんの描いた自動体外式除細動器(AED)をドローンで届ける作品「ドローン型AED」は、第45回未来の科学の夢絵画展で発明協会会長賞を受賞した。
屋宜さんは「ドローン型AEDが発明され、人命救助に役立つことを願っている」とあいさつした。隊員への表彰もあった。
ドローンを使用した救急活動のデモンストレーションには、隊員らが参加した。
(上江洲仁美)
放水体験をする子ども=9日、那覇市銘苅の那覇市消防局
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那覇市救急・防災フェア 放水、消火に挑戦
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琉球新報朝刊
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