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本格的な漆工芸学ぶ 浦添市美術館で箔絵体験


本格的な漆工芸学ぶ 浦添市美術館で箔絵体験 集中して漆塗りを行う参加者=8月19日、浦添市美術館
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 【浦添】漆工芸の技法の一つ箔絵(はくえ)について、浦添市美術館は8月19日、職人と同じ道具を使った本格的な漆器作りの体験教室を同館で開いた=写真。小学3年以上の参加者10人が、漆芸作家の糸数政次館長から漆の歴史や技法を学んだ。漆で模様を描いた上に金箔を置き、模様の部分だけに箔を残すオリジナル漆器作りに挑戦した。
 浦城小学校3年の片岡あおいさん(9)は、糸数館長からプロの工芸士が使用する蒔絵(まきえ)筆を借りて絵を描いた。「ドキドキしたけどうまく描けた」と笑顔を見せた。 (喜納高宏通信員)