【沖縄】沖縄市の沖縄こどもの国(神里興弘園長)は10月の間、毎週火曜の休園日を除き、開園時間を午後8時半までとする「夜の動物園(NIGHT ZOO)」を実施する。来年には沖縄市制50年を記念し、夜間開園を本格導入する計画だが、それに先立つ社会実験として実施し、利用者の意見や運用の課題などを参考に導入時に生かす。
期間中は市民は入園料無料。その他は大人が1000円、中高生300円、4歳から小学生100円。夜間営業を本格導入以降の料金体系も今後検討する。
午前9時半から午後9時半までの営業中は再入園も可能。いったん園外に出て食事をした上で夜の動物園を楽しむなど、市内の回遊性を生み出して経済活性化を図る考え。
通年の夜間営業を本格導入すれば、全国の動物園で初めての取り組みとなる。神里園長は「夜間開園中は個室につながるフェンスを開けて動物が自由に休めるようにしたり、夜に向いていない動物がいれば展示を昼間のみにしたりするなど、動物福祉にも配慮しながら導入を進めたい」と説明した。(島袋良太)
沖縄こどもの国の神里興弘園長(右)と鈴木理美係長=22日、沖縄市の同園
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夜の動物園来月開催 沖縄こどもの国、市民無料
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琉球新報朝刊
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