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宜野座の泉本さん 各地で講座、収益活用 チョーク画広め 猫も救済


宜野座の泉本さん 各地で講座、収益活用 チョーク画広め 猫も救済 外猫のサンちゃんを抱く泉本理惠子さん=宜野座村松田区の「わらばぁはうす」
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外猫のサンちゃんを抱く泉本理惠子さん=宜野座村松田区の「わらばぁはうす」
 【宜野座】宜野座村松田区の泉本理惠子さん(和歌山県出身)が、昨年に取得したチョークアートの「プロ資格」に続き、ワークショップ講師の資格を取得した。「Necoco(ねここ)のへや」の屋号で、宜野座村内はもちろん、県内各地で開催されるマルシェやイベントで活動中だ。
 「参加者と一緒の作業がすっごく楽しい。うれしそうな笑顔に幸せを感じる」「機会をもっと増やしたい」と、屋内でのワークショップの募集があれば遠方でも参加する。宜野座村の観光協会や文化協会にも加入した。地域でも活動の幅を広げ、観光協会と提携し観光客の「チョークアート体験」も受け入れていく。
 「Necocoのへや」は、泉本さんのあだ名の「こっこ」と、泉本さんの猫好きから名付けた。経費を除いた収益は、自身も加わる宜野座村の保護猫ボランティアチーム「ぎのざのねこさん」の保護猫シェルターの運営資金や屋外にいる猫のために使う。
 ワークショップの機会を増やし収益を上げ、行き場のない猫の救済と、泉本さんが松田区で運営する基礎学習塾「わらばぁはうす」を月数回無料で開放するという目標がある。体験は材料費込みで1200~1500円。ワークショップの開催、作品の販売・オーダーなどの問い合わせはインスタグラム「necoconoheya」まで。 (池辺賢児通信員)