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7年ぶりおじーバンド 南風原・兼城区で敬老会


7年ぶりおじーバンド 南風原・兼城区で敬老会 兼城区の敬老会を盛り上げようと7年ぶりに集まって生演奏する赤嶺豊光兼翔会会長(左から3人目)らバンドのメンバー=10日、南風原町兼城公民館
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 【南風原】南風原町兼城区(城間英明区長)は10日、今年カジマヤーを迎える仲本末子さんらを公民館に招いた敬老会を開催した。地域住民らが集まり、長寿を祝った。城間区長のあいさつの後、仲本さんやトーカチを迎えた方々に長寿祝い金を贈呈。池原盛章審議委員長が音頭を取って参加者全員で乾杯した。老人会「兼翔会」の赤嶺豊光会長から敬老会開催にお礼の言葉を述べた。
 舞台では、兼城古典伝統会の仲本重雄さんらによる舞方棒や、児童館サークルによる空手演武やヒップホップダンス、レイ・アロハサークルの舞などが披露された。
 最も注目を集めたのが、平均年齢75歳の“おじー”生バンド演奏。赤嶺会長が若い頃バンドを組んでいた仲間たちが7年ぶりに集合して演奏した=写真。赤嶺会長と仲里源栄さんがテナーサックス、嘉手苅盛吉さんがキーボード、嘉手苅功さんがベース、百名靖さんがドラム、津波古義美さんがフルートで特別出場して会場を沸かせた。
 バンドの演奏に乗せて城間区長や仲里源勇さん、金城光江さんが好きな曲を熱唱し敬老会に花を添えた。(知花幸栄通信員)