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沖縄署、ゆいセンターに寄付 被害者支援へ20万円


沖縄署、ゆいセンターに寄付 被害者支援へ20万円 目録を手渡す玉那覇潤沖縄署長(右)と沖縄被害者支援ゆいセンターの奥平登美子理事長=19日、沖縄市の沖縄署
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 【沖縄】沖縄署(玉那覇潤署長=写真右)は19日、事件事故の被害者やその家族を支援する沖縄被害者支援ゆいセンター(奥平登美子理事長=同左)に、署内で募った賛助会費と寄付金約20万円を贈った。玉那覇署長は「利他を考える県民が増え、ゆいセンターの活動が理解されれば被害者の負担軽減につながる」と幅広い協力を呼びかけた。
 ゆいセンターでは被害者の相談や裁判所・病院への付き添いなどを通して被害の回復を目指す。県内で起こった被害だけでなく、県外で被害を受け県内に移住した人や、出稼ぎなどにより県外で被害を受けた人の家族を支援する事例もあるという。奥平理事長は「日々の活動はボランティアの一生懸命な支援に支えられている。被害者が一日も早く元の生活に戻れるよう一般住民の方々にも協力いただきたい」と語った。 (西田悠)