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移民子弟3人受け入れ 北中城村 3カ月研修、役場で歓迎会


移民子弟3人受け入れ 北中城村 3カ月研修、役場で歓迎会 歓迎会であいさつする(左から)大山キメイさん、喜納メリサさん、安仁屋健さん=8日、北中城村役場
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 【北中城】北中城村は9月1日から、戦前戦後に海外へ移住した村民の子孫らを研修生として招き、言語や文化などを学んでもらう海外移住者子弟研修生受入事業を実施している。8日、村役場で歓迎会を開催し、3カ国からの3人をもてなした。
 同事業は1992年に始まり、今回で32回目。研修生は3カ月間、日本語やうちなーぐち、琉舞、三線などを学ぶ。
 今回の研修生はアルゼンチンから大山キメイさん、ペルーから喜納メリサさん、ブラジルから安仁屋健さん。
 安仁屋さんは「ブラジルでエイサーをしている。沖縄文化に興味がある。経験をブラジルで伝えられるよう努力したい」とあいさつした。比嘉孝則村長は「いろんな文化交流をして、楽しく過ごしてほしい」と歓迎した。  (金盛文香)
歓迎会であいさつする(左から)大山キメイさん、喜納メリサさん、安仁屋健さん=8日、北中城村役場