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書の遊び心 楽しんで 南風原、元教員が三人展


書の遊び心 楽しんで 南風原、元教員が三人展 三人展への来場を呼びかける我喜屋明正さん(左)と東恩納渓石さん=25日、南風原町の書道用品専門店「丸正」
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 【南風原】高校の元書道教員である東恩納渓石さん(80)=写真右、我喜屋明正さん(76)=同左、比嘉幽石さん(72)の小作品三人展が26日、南風原町新川の書道用品専門店「丸正」の2階ギャラリーで始まった。10月1日まで。入場無料。
 三人展は、東恩納さんの傘寿と比嘉さんの古希を祝おうと、我喜屋さんが開催を呼びかけた。3人は40年来の付き合いで、1992年に県が開催地となった全国高等学校総合文化祭に向けて結成した県高等学校書道教育研究会の立ち上げメンバーだ。
 東恩納さんは「書でどこまで遊べるか挑戦した」と話し、篆刻(てんこく)の作品を中心に出品。我喜屋さんは「どうやったら面白く書けるか、形や点の位置を考え、しゃれっ気を加える」とほほえみ、「首をひねりながら読んで笑ってほしい」と話した。午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)。 (上江洲仁美)