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伊江島 自慢の品で手作り市 アダン葉編みやピザ…絶景と共に


伊江島 自慢の品で手作り市 アダン葉編みやピザ…絶景と共に 手作り市に出店したスタッフ=9月16日、伊江村のカフェ・イーサビ
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 【伊江】伊江村の城山(ぐすくやま)のふもとにできたカフェ・イーサビで手作り市と伊江島牛の即売会が16日、開かれた。カフェ・イーサビを経営している島袋和代さんと村内で畜産業と卸販売業内田ミートを営む内田大也さん、手作りが大好きな友寄みどりさんとその仲間たちの協力で取り組み、来場者でにぎわった。
 カフェ・イーサビのテラスには伊江島牛や特選カレー、手作りのクラフト作品、アダン葉のバックやリース、髪飾り、ティッシュカバーなどの日用雑貨、伊江島産の小麦を使ったピザ、落花生などが並んだ。
 自宅で小物ショップも開いている友寄さんは「このテラスからの眺めに一瞬で心奪われ、ここで手作り市をしたいと思った。来場者にはたまたま東京から伊江島を訪れ、SNSを見て、アダン葉編みに興味を抱いた人もいて感動した」と手応えを強調した。
 店主の島袋さんは「店の売りは無農薬、有機栽培、自家製粉のムジヌフ天ぷらなど、島で取れた物を提供する地産地消を目指したい。母直伝の味と思いも伝えていきたい」と話した。カフェの店名であるイーサビは、所在地の地名から付けた。 (知念光江通信員)

手作り市に出店したスタッフ=9月16日、伊江村のカフェ・イーサビ