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「桑の日」食べて身に着けて 制定10年 浦添で展示販売会


「桑の日」食べて身に着けて 制定10年 浦添で展示販売会 「てだこ桑の日フェア」で島桑のお菓子を販売する会場=9月8日、浦添市役所中庭
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 【浦添】浦添市特産品の島桑の魅力をPRする「桑の日」の9月8日、桑の実や葉を使ったスイーツなどの展示販売会イベント「てだこ桑の日フェア」(しまぐわ桑菓撰会主催)が浦添市役所中庭で開かれた。
 島桑の周知を図ることを目的に2014年に市が制定した「桑の日」に、市内の事業所で構成するしまぐわ桑菓撰会や、カイコを飼育して絹織物を製作する「うらそえ織」など、市内10店舗が商品を販売した。
 午前10時の開場と共に多くの来場者が訪れると人気商品が早々と完売し、商品購入すると参加できるスタンプラリーで交換する700個のプレゼント商品も売り切れる盛況となった。
 主催の山城興光会長は「反響がよく売り上げも良かった。来年は桑の日制定から10周年となるので、新商品開発や会員拡大を図り、より多くの市民に桑商品を愛用してもらいたい」と意気込みを述べた。
 (喜納高宏通信員)

「てだこ桑の日フェア」で島桑のお菓子を販売する会場=9月8日、浦添市役所中庭