【那覇】ネット配信技術者の養成や技術の向上を図るワークショップ「おきなわ配信研究会」が9月5、6の両日、那覇市若狭公民館であった。県内の映像制作会社の社員やカメラマン、音楽配信などの業界関係者約30人が参加し、東京のテレビ局関連会社のプロカメラマン2人から手ほどきを受けた。カメラの操作や複数のカメラの切り替えなどの技術を学んだ。
研究会は6月から始まっている。全5回で今回は「映像編」。これまでに「NET編」「音声編」も実施された。
公益財団法人みらいファンド沖縄が、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の支援を受け、「みんなの配信と交流プラットフォーム事業」の一環として取り組んでいる。
参加者した「ARATA SOUND」のサヤさんは「初めてカメラを操作した。貴重な体験になった」と語った。
(喜屋武幸弘通信員)
コンサート配信を想定したカメラワークと映像切り替えの実習=9月6日、那覇市若狭公民館