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自然保護へ10万円寄付 ネオパークがNPO法人に


自然保護へ10万円寄付 ネオパークがNPO法人に 野生生物の保護活動に役立ててほしいと、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の大城菅雄副理事長(右)に寄付金目録を手渡すネオパークオキナワの土井晃支配人=15日、名護市のネオパークオキナワ
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 【名護】名護市の観光施設「ネオパークオキナワ」は9月15日、施設で販売した、やんばるの動物にちなんだグッズや、オリジナル泡盛の売上金の一部を、野生生物の保護活動を続けるNPO法人どうぶつたちの病院沖縄へ寄付した=写真。寄付額は10万円で、同施設は今後も支援を続けていく考え。
 寄付の対象となったのは、沖縄高等専門学校と津嘉山酒造、ネオパークが合同開発した泡盛「香仙(こうせん)」や、ヤンバルクイナなどの動物が描かれたステッカー、ピンバッジなど13点。9月17日の「クイナの日」に合わせた寄付金贈呈で、昨年に続き2回目となる。
 ネオパークの土井晃支配人は「多くのツーリストが訪れるにつれて、課題も出てくる。長い間、やんばるの宝を守り続けているどうぶつたちの病院を支援し、自然を一緒に守っていきたい」と話した。寄付金を受け取った、同法人の大城菅雄副理事長は「大切な気持ちを最大限、活動に生かしていきたい。やんばる、名護市を拠点に協力しながら、自然保護に努めたい」と話した。  (池田哲平)