【うるま】9月の世界小児がん啓発月間に合わせた啓発イベント「グローバルゴールドセプテンバーキャンペーン」が9月9日、うるま市江洲の「沖縄こどもホスピス建設予定地」で開催された。
啓発活動のシンボルカラーであるゴールドのリボンを身に着けて参加する同イベントは、沖縄では初めての開催となった。
主催するスマイルアクションin沖縄プロジェクトの森田好美実行委員長は「1人でも多くの方に知ってほしいというキャンペーン。世界小児がん啓発のライトアップは、2026年完成予定の『沖縄こどもホスピス』予定地の大きなアコウの木を照らす」と述べた。
また、小児緩和ケア医で「沖縄こどもホスピスのようなものプロジェクト」代表の宮本二郎医師は「小児がんの子どもたちは、見た目では分かりづらいつらさがある」と説明。身近な子どもが重い病気になった家族やきょうだいの苦悩や心の葛藤が描かれた絵本「チャーリーブラウンなぜなんだい?」を紹介して小児がんへの意識啓発を訴えた。
(喜納高宏通信員)