【那覇】敬老の日を前に、那覇市の繁多川自治会(玉城徳正会長)は9月10日、会員の数え73歳、85歳、88歳、97歳、100歳以上の合計56人の自宅などを役員らが訪問し、長寿を祝った。同自治会オリジナルの記念品などを贈ったほか、数え88歳のトーカチ(米寿)祝、数え97歳のカジマヤー祝、100歳以上の会員にはコチョウランの花も贈った。
黄色いコチョウランを受け取った屋宜宣正さん(87)=写真右=は、数え88歳のトーカチ祝を迎えた。妻の春子さん(84)=同左=は数え85歳を迎え、夫妻そろって記念品を受け取った。
宣正さんは元警察官で、定年退職後は児童・民生委員や保護司を歴任した。人と会うことが好きだという宣正さん。春子さんは、地域活動が活発な「繁多川が大好き」と話す。
自治会活動や地域行事などに積極的に参加していたという2人。宣正さんは繁多川の旗頭が完成した際のセレモニーで地揺を務め、春子さんは60代のころには地域を踊りながら練り歩く「繁多川道ずねぃ」にも参加した。2人は「普段通りの生活で仲良く暮らし、このまま元気で過ごしていきたい」と喜びを語った。 (中川廣江通信員)
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長寿祝い56人に記念品 那覇・繁多川自治会
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琉球新報朝刊
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