【名護】名護市商工会は9月14日、市内の特産品生産会社(サプライヤー)と、観光施設や小売りなどのバイヤーをつなぐビジネスマッチング商談会を開いた。サプライヤー14社が独自の商品を並べ、バイヤーが試食したり、実際に手に取って確かめたりして、意見交換していた。
昨年4月の「ちむどんどんフェア」で特産品商談会が開かれたことを契機に実施され、昨年は2回開催された。14日は、マンゴーやシークヮーサーを使った加工品やお酒、スイーツなどが展示された。同商工会の担当者は「バイヤーからニーズや情報を確認し、改善してもらう契機にもなる。継続して続けていきたい」と話した。
商談会に初出展した大宮総合開発はマンゴーと甘酒を合わせた商品を展示。宮城友美取締役は「納得のいく商品ができ、(商談会で)おいしいと言ってもらえてうれしい」と話した。バイヤー側で参加した県物産公社の渡久地政和執行役員は「(商談会は)回を重ねるごとに、事業者の商品が洗練され、進歩していると思う。売り込み方など意見を言い合え、バイヤーとしても大きなメリットがあった」と話した。 (池田哲平)
名護市商工会主催のビジネスマッチング商談会で、特産品について意見を交わす生産者(左)とバイヤーの企業担当者ら=9月14日、名護市産業支援センター
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琉球新報朝刊
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