沖縄県警糸満署と糸満地区交通安全協会、糸満自動車学校は9月23日、秋の全国交通安全運動に伴い第20回交通安全祈願駅伝大会を開催した。糸満市と八重瀬町をコースに糸満署員や糸満自動車学校の職員、市と町の職員ら計71人が、残暑厳しい南部路約21キロでたすきをつなぎ、道行く車や歩行者に交通安全を呼び掛けた。
スタート・ゴール地点となった同校で出発式が開かれ、糸満市の當銘真栄市長は「一人でも多くの人が交通ルールを守り、交通事故のない明るい社会になるよう市民にアピールしてほしい」と激励のあいさつをした。
“花の2区”を走った糸満署の山城裕司副署長(58)は「交通安全意識の高揚につながるよう、力強く走って広く市民や町民にアピールしたい」と意気込み、軽快なフォームで駆け出した。
(高辻浩之)