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サツマイモ 大きく育ったよ 伊江小 園児から6年生 縦割り10班で作業


サツマイモ 大きく育ったよ 伊江小 園児から6年生 縦割り10班で作業 サツマイモの収穫体験で大きなサツマイモを手にする児童たち=9月22日、伊江小学校教材園
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 【伊江】伊江小学校(島袋洋校長)は9月22日、同校教材園でサツマイモを収穫した。生活科と総合的学習の時間に実施した。
 畑の整地や消毒、苗作りなど、PTA環境整備部部員の協力を得て植え付けた。
 幼稚園生から6年生まで縦割りの10班で植え付けや水やり、草抜きなどの作業をした。
 収穫の日はPTA環境整備部部長の東江仁さんがトラクター芋掘り機で土を掘り起こした後、各班がそれぞれの畝の土を手でかき分け芋を収穫した。
 土の中から芋が顔を出すと「やったー」「大きい」など歓声が上がった。
 収穫した芋は、全児童で分けてお土産として持ち帰った。
 6年生の嶺井凛さんは「草取りや水かけなど縦割り班で頑張った。お芋も大きくなっていたのでうれしかった」と喜び、前田心誠さんは「当番の時は6年生がリーダーになり、下級生に1人草引き10本などと呼びかけ作業したので楽しかった」と感想を話した。
 1年生担任の園崎奈々教諭は「収穫した芋を分配する時に、6年生が中心となり小さい子から芋を選ばせる配慮もあって、優しい心が育っていることに感動した」と笑顔を浮かべた。
 與那覇辰支担当教諭は「2月ごろにはカレーパーティーの計画があるので、PTAの方々の協力を得て整地を行い、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンの植え付け体験を行う予定」と話した。  (知念光江通信員)
サツマイモの収穫体験で大きなサツマイモを手にする児童たち=9月22日、伊江小学校教材園