【うるま】石川署(大城靖署長)は9月25日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして、うるま市の石川城前郵便局(宮里玲子局長)の職員安村盛一さん(45)に感謝状を贈呈した。大城署長は「普段の積極的な声かけやコミュニケーションを図ってきたことが被害防止につながった。今後とも防犯活動にご協力いただきたい」とたたえ、感謝状を手渡した。
石川署によると今年8月、本島中部の40代女性が、交流サイト(SNS)で知り合ったイギリス在住という男から「日本に荷物を送ったが、税関で止められた。お金を補塡(ほてん)してほしい」などと頼まれ、同局に現金47万円を振り込みに訪れた。安村さんは女性に話しかけ、振込先が国内の金融機関の個人口座だったことなどから詐欺の可能性があるとして、上司に相談の上、署に連絡したという。
安村さんは「女性が被害に遭わずに良かった。これからも困っている方がいたら『大丈夫ですか』と積極的に声かけをしていきたい」と話した。(高辻浩之)
石川署の大城靖署長(右)から感謝状を受け取った石川城前郵便局の安村盛一さん(中央)、宮里玲子局長=9月25日、うるま市の同署
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特殊詐欺被害防止で感謝状 石川署 石川城前郵便局・安村さんに
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琉球新報朝刊
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