園芸や測量　南農生徒活躍　県農業ク大会で最優秀賞

　【豊見城】豊見城市長堂にある南部農林高校（屋嘉比仁校長、５０４人）の生徒らが、７月に開かれた第７１回県学校農業クラブ連盟大会で活躍した。最高位の最優秀賞を１チームと５人が獲得、２位に当たる優秀賞を１チームと２人が受賞した。最優秀賞受賞者は全国大会に出場する。
　農業鑑定競技の園芸で最優秀賞を取った安里穂乃果さん＝生物資源科３年＝は「１年の時から３回連続で出場したが、初めて最優秀賞を取れた。うれしかった。今後は植物の病害虫について学びたい」と話した。
　平板測量競技で最優秀賞を獲得したのは、環境創造科３年の大城稔也さん、與那城和也さん、２年の新屋翔さん、大嶺桜子さんのチーム。大城さんは「受賞を生かして、将来は測量関係の仕事に就き、きれいな街をつくりたい」と目標を掲げた。與那城さんは「１０月の全国大会に向けて練習しながら進学準備も頑張りたい」と語った。
　その他の上位入賞者は次の通り。　（敬称略）
　最優秀賞　情報処理競技　与那原陽太（食品加工科３年）＝九州大会５位＝▽農業鑑定競技　農業・真栄里心大（食料生産科２年）、畜産・竹内まり（生物資源科２年）、生活・安座間美空（生活デザイン科２年）
　優秀賞　プロジェクト発表Ⅰ類　安里穂乃果（生物資源科３年）、下地春來（同２年）、ストロング　アラン怜（同）、竹内まり（同）、與那原志仁（同１年）、金城奈那（食料生産科２年）、名嘉村真海（食品加工科１年）、前里唯音（同）▽農業鑑定競技　造園・大嶺桜子（環境創造科２年）▽フラワーアレンジメント競技　古謝未来（生活デザイン科３年）
　（岩崎みどり）
７月開催の「第７１回県学校農業クラブ連盟大会」で上位入賞を果たした、南部農林高校の生徒たち＝９月２５日、豊見城市長堂の同校