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米国と文化の違いなど発表 多良間中3年生 海外奨学生派遣の6人


米国と文化の違いなど発表 多良間中3年生 海外奨学生派遣の6人 ホームステイなどに参加し、学んだことを発表した多良間中3年の生徒ら=9月13日、多良間村コミュニティー施設
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 【多良間】2023年度多良間村少年海外奨学生派遣事業で米国カリフォルニア州サンタマリアでホームステイした多良間中3年の6人が9月13日、村コミュニティー施設で開かれた報告会に参加し、現地の消防車の色が黄緑だったことなど、日本と異なる文化に触れた経験などを発表した。
 生徒6人は県内の中高生23人と7月26日~8月18日の24日間にわたってサンタマリアでホームステイなどを経験した。
 現地で誕生日を迎えたという知念夏海(なつ)さんは「ホストファミリーがピザ屋に生徒全員を招待し、祝ってくれたことがうれしくて涙が出た」と喜びを語った。
 清村仁愛さんは毎週日曜日に教会に行っていたとして「初めてキリスト教に関わった。子どもが聖書を読んでいる姿を見て、宗教の違いを感じた」と日本と米国の違いを語った。池城三千雄教育長は「(派遣中に)みんなから手紙が届き、みんなが楽しんでいる様子が伝わった」と充実した体験をした生徒をねぎらった。(清村めぐみ通信員)
ホームステイなどに参加し、学んだことを発表した多良間中3年の生徒ら=9月13日、多良間村コミュニティー施設