有料

阪神優勝、ファンら祝福 宜野座で催し、喜び共有


阪神優勝、ファンら祝福 宜野座で催し、喜び共有 阪神タイガースリーグ優勝記念イベントでにぎわう開場=9月22日、宜野座村漢那の「道の駅ぎのざ」
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宜野座】宜野座村漢那の道の駅「ぎのざ」で9月22日、「阪神タイガースリーグ優勝記念イベント~あの歓喜をもう一度~」が開催された。宜野座村は阪神タイガースが20年来、春季キャンプを行っている。阪神のユニホームを着た来場者でにぎわい、県外からもファンが訪れた。
 當眞淳村長は「阪神が宜野座村でキャンプを開始した2003年、星野監督の時代に4度目のリーグ優勝。その2年後、岡田監督の時代に5度目のリーグ優勝と続いた。あれから18年、待ったかいがあり、喜びもひとしおだ。リーグ優勝の祝杯と共に、36年ぶりの日本一を目指して気持ちを一つに応援しよう」とあいさつした。球団で掛け声となっているスペイン語の「バモス(さぁ、行こう)」を全員で唱和した。
 宜野座村の特産品泡盛「宜野座のしずく」で鏡開きも行われ、祝い酒として来場者に振る舞われた。「道の駅ぎのざ」の各飲食店舗も特別メニューや感謝価格で応えた。
 村内の創作エイサー団体や青年会エイサーのパフォーマンス披露があったほか、歌手の東渕剛さんが阪神の応援歌を熱唱して盛り上げた。
 初めての沖縄旅で福岡県から来た荻野哲也さんと良子さん夫婦は「お互いに40年来の阪神ファン。阪神が縁で結婚した。出発前にこのイベントを知り、急きょ旅の予定を変更した」と話した。 (池辺賢児通信員)
阪神タイガースリーグ優勝記念イベントでにぎわう開場=9月22日、宜野座村漢那の「道の駅ぎのざ」