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「聞く小説」うるま市外にも いしかわ相思樹の会 CD希望呼びかけ


「聞く小説」うるま市外にも いしかわ相思樹の会 CD希望呼びかけ リーディングサービスいしかわ相思樹の会の伊波紀子代表(右から2人目)ら=うるま市石川地区公民館
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 【うるま】リーディングサービスいしかわ相思樹の会は、小説をCDに録音し、視覚障がい者に贈るボランティア活動を行っている。団体結成は1988年、今年で35年目だ。
 市内在住の視覚障がい者を対象に贈ってきたが、今後は市外からの希望者にも送付する。相思樹の会代表の伊波紀子さんは「家族がそばで本を読んでいるような感覚で聞いてもらえたら」と語った。
 利用者宅へのCD発送(月1回)のほかに、交流会を年に1回程度開催している。会員が選んだ小説を録音するほか、利用者からのリクエストも受け付けている。
 会員らは「(録音)編集に関心ある人を募集している。聞く方もいろんな声を楽しみにしているので、読み手の方も来てください」とボランティア参加を呼びかけた。
 見学や録音体験などのボランティア活動希望者はインスタグラムsoushiju_urumaに連絡する。CD送付希望はうるま市社会福祉協議会ボランティアセンター、電話098(973)5459へ。 (鈴木千聡通信員)
リーディングサービスいしかわ相思樹の会の伊波紀子代表(右から2人目)ら=うるま市石川地区公民館