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瀬嵩の浜で満月まつり 名護、「ホープスポット」祝う


瀬嵩の浜で満月まつり 名護、「ホープスポット」祝う 第22回満月まつりへの参加を呼び掛ける、じゅごんの里の東恩納琢磨代表=5日、琉球新報北部支社
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 【名護】第22回満月まつり(ホープスポット記念実行委員会主催)が29日午後6時から名護市瀬嵩の東(あがり)浜で開催される。開催は4年ぶり。米NGOが世界的に重要な海域を認定する「ホープスポット」に、辺野古・大浦湾一帯が2019年に選ばれたことを祝う芸能などが披露される。
 まつりは1999年から歌と踊りで平和を願う場にしようと開かれている。ホープスポット認定を祝い、瀬嵩区の住民による幕開けの「かぎやで風」や、子ども会によるエイサーが披露される。海勢頭豊さんや知念良吉さんらの歌や演奏もある。
 じゅごんの里代表の東恩納琢磨さん=写真=が5日、琉球新報北部支社を訪れ、まつりをPRした。東恩納さんは「ホープスポットに認定された場所を守り、残していくことも含め、満月の下で語り合いたい」と来場を呼びかけた。
 参加協力費は千円。協力者にはプレゼント抽選券が渡される。問い合わせはじゅごんの里、電話、0980(55)8587。(武井悠)